釣具屋に来てみたが種類が多くて
ルアーロッドをどう選んでいいかわからない。。
ルアーロッドの適正な種類がよくわからない。。
ルアー釣りをやってみたい と思い釣具屋を訪れてみたが、お店で大量にズラリと並ぶルアーロットをみて圧倒されたという方。
ルアー釣りを始めたばかりの人にとっては、自分の希望するスペックを満たすルアーロッドをどう選んでいいのかわからないと感じてしまうという方もいるかと思います。
今回はルアーロッドを選ぶ際の選び方に関して3点のポイントをご紹介させていただきます。
著者のツキイチは
- 現在、釣り歴約2年(2023/9時点)
- 1年目で59cmの回遊魚をGet!
- 最高釣果サイズは73cm(ルアー釣り)
- 沖縄で年間20匹以上魚を釣っている
ので、初心者目線で私の経験も踏まえてルアーロッドの種類と特徴、選び方をご紹介させていただきます。
選定基準(どの魚を釣りたいか)
結論から行くとルアーロッドの選定基準はどの魚をつりたいかによって決まります。
理由としては狙う魚種によってアクションの仕方(竿の動かし方)や狙う深さ、キャスト(ルアーを遠投する)する場所が変わってくるからです。
正確にはルアーロッドを選ぶ基準ではルアーロッドの硬さ、竿尻からリールまでの長さ、ガイドの大きさと数の3つが重要になってきます。
今回は3つのポイントをそれぞれ解説していきます。
ルアーロッドの硬さ
★★★★★ (5段階)
ルアーロッド選びで重要になってくるポイントの1つにルアーロッドの硬さがあります。
ルアーロッドは全て同じように見えて実は数段階の硬さに分かれています。
表記 | 読み方 |
UL | ウルトラライト |
L | ライト |
ML | ミディアムライト |
M | ミディアム |
MH | ミディアムヘビー |
H | ヘビー |
XH | エクストラヘビー |
硬さの順番で行くと上のUL(ウルトラライト)が一番柔らかく、下にいくにつれて硬さが上がっていきます。
表で言うと一番下のXH(エクストラヘビー)が一番硬いルアーロッドになります。
基本的には硬ければ硬いほど力のある魚や重量の重い魚を釣り上げるパワーファイトが可能で
柔らかくなればなるほど細かい些細なアタリを感じ取れるようになります。
初心者向けだとL(ライト)〜M(ミディアム)の間で選んでいただければ
50cmほどの大きさの魚にも対応でき、数センチの魚のアタリも感じることが可能です。
ルアーロッドは基本的に【長さ+硬さ】で表記されていることが多いです。
※写真では下記の2つが把握できます
①硬さがL(ライト)で全長7ft(フィート)のルアーロッド
②適正のルアーの重さが2g〜15g
※フィートに関して
「フィート/ft」とは、ヤード・ポンド法に基づく長さの単位(記号はft)のことで、1フィートは12インチ(30.48cm)である。
東建コーポレーション
リールから竿尻までの長さ
★★★★・ (5段階)
次に大事になってくるのが、意外と知られていませんがリールから竿尻までの長さです。
この長さが釣りをする際にどのように影響してくるかというと
片手で操作するか両手で操作するかの違いによって変わってきます。
詳しく解説していきます。
中型以下の魚やイカを狙う場合は、細かな動きが必要になってきます。
その際に小さいルアーを使って片手で細かくアクションを行い、釣るターゲットへアピールします。
リールから竿尻までの長さが短いルアーロッドの場合だと片手でも扱いやすく
細かいアクションを行う際、ターゲットに対して繊細なアピールがしやすくなります。
その反面、大物がヒットした際にはルアーロッドを持っている片手のみでやりとりをすることに
なるので操作が難しく逃してしまうリスクも増えます。
一方、リールから竿尻までが長いルアーロッドは脇に挟んでやりとりができるようになります。
そのおかげで大物の魚がヒットしたとしても、安定した状態で魚とのファイトができるため
ヒットした魚を逃さずに済む可能性がグンと上がります。
こちらもその反面、中型以下の魚へ行う細かなアクションは難しくなります。
結論、どのような魚を狙うかによってルアーロッドを選ぶ基準が変わります。
- 50cm以下の中型の魚・・・・・・リール〜竿尻(短い)
- 50cm以上の大きな魚、青物・・・リール〜竿尻(長い)「ショアジギングロッド」で表記あり
ガイドの大きさと数
★★・・・ (5段階)
ルアーロッドにある糸を通す穴のことをガイドと呼びます。
このガイドの大きさと数によって糸の絡まりやすさ、遠投性、つける糸の太さが変わってきます。
それぞれの特徴の一覧を下の表にまとめてみました。
糸の絡みにくさ | 遠投性 | 竿の折れにくさ | |
ガイドの数(多い) | ○ | × | ○ |
ガイドの数(少ない) | × | ○ | × |
基本的にルアー釣りを行う際は、PEラインという糸をメインラインとして使用します。
理由としては、遠投性があり他のラインと比べると細いが糸の引っ張り強度が2倍以上あるからです。
しかし、そんなPEラインにも弱点があります。
それが風邪の影響を受けやすく糸が絡まりやすいことです。
この糸の絡まりやすさを軽減してくれるのがガイドになります。
なのでガイドの数が多いほど糸の絡まりやすさは軽減されます。
また、上記の写真のように比較するとわかりやすいのですが、同じ力で引っ張った際に
ガイド数が多いほどルアーロッドのしなる角度が浅くなるので、折れにくさも強くなります。
続いて、ガイドの大きさに関して表にまとめてみました。
糸の絡みにくさ | 遠投性 | 糸の太さ | |
ガイドサイズ (大) | × | ○ | 太いものも可 |
ガイドサイズ (小) | ○ | × | 細いもののみ |
こちらもガイドサイズが小さい程、しっかりと糸の広がりを抑えてくれるので糸の絡みにくさは軽減されます。
その反面、ガイドと糸が干渉することが多くなるので遠投性は落ちていきます。
また、ガイドの大きさが落ちると糸の結び目がガイド引っかかってしまいますので
糸の太さも細くしないといけません。
糸のサイズが細くなるということは狙う魚のサイズも自然と小さくなります。
PEラインの適正サイズに関しては写真のようにルアーロッドにも記載されていますので
そちらの号数を参考にルアーロッドは選びましょう。
初心者向けに言うと1号くらいのPEラインが巻くことが可能なものを選べば問題なく
ルアーフィッシングを楽しめます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ルアーロッドを選ぶ際の確認しておくと良いポイントを3点ご紹介させていただきました。
- ルアーロッドの硬さ
初心者向けはL(ライト)〜M(ミディアム)くらいの硬さがベスト! - リールから竿尻までの長さ
50cm以下の中型の魚・・・リール〜竿尻(短い)
50cm以上の魚、青物・・・リール〜竿尻(長い)※「ショアジギングロッド」で表記あり - ガイドの大きさと数
初心者向けは1号ほどの太さのPEラインが巻ければOK!
今後もルアー釣りをする方にとって有益な情報を発信できるようにしてきますので
興味のある方は覗いてみていただけると嬉しいです。
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