はいさい!つり歴2年のサラリーマン、ツキイチと申します。
リールを選ぶ際に以下のことを感じたことはないでしょうか?
リールを買いたいけど品番が色々表記されていて
どういう意味かあまりよくわからない。。
結局、リールを選ぶときは何を見ればいいんだ?
今回は初心者目線でスピニングリールを説明と選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
この記事を読めば、実際にリールの表記を見てその意味と選ぶときの押さえるべきポイントが一目でわかるようになると思います。
それでは詳しく解説していきます!
スピニングリールとは?
リールにはさまざまな種類が存在していて、その中で最も扱いやすくメジャーなリールに
スピニングリールがあります。
大まかにスピニングリールの各部分を画像と表でまとめてみました。
スプール | 巻き取った糸を収納する場所になります。 |
ドラグ | スプール部分を押さえている部分で、強く糸を引いたときに 調整する締付け具合によって糸が切れるのを緩和してくれる役割を持ちます。 糸の細さや狙う魚によって緩くしたり強く締付けたりします。 |
ベールアーム | 糸を出したり巻いたりする際に機能する部分 閉じているときは糸の巻き取りができ、 開いているときに糸の放出ができます。 |
ハンドル | 糸を巻き取る際に手動で回転させる部分 |
ボディ | ハンドルの回転に合わせて回るギアが内臓されています。 ギアは金属製でオイルが塗られているため水分は厳禁になります。 |
初心者の方にとっては聞き聞きなれない言葉が多いかと思いますが、基本的にリールに関しては
この5つの部分の役割を覚えていただけると今後リールを選ぶ際に参考になる機会が多いかと思います
選ぶ際のポイント
それでは各部分の場所と役割をある程度理解いただけたところで、
次に購入する段階で具体的に確認していくポイントを解説していきます。
リールの番手(見方)
日本の2大釣り具メーカーに「SHIMANO(シマノ)」と「DAIWA(ダイワ)」があります。
今回は初心者向けの説明ですので比較的に説明しやすい「SHIMANO(シマノ)」の表記を元に解説していきます。
「SHIMANO(シマノ)」の場合、リール本体や箱を見ると
(アルファベット①+4桁の数字+アルファベット②+アルファベット③)のような構成で表記が書いてあります。
パッ聞かされただけでは「何が何だか。。。」という感じだと思います。w
次でそれぞれ詳しく解説していきます!
4桁の数字(リールの番手)
リールに記載している4桁の数字はスプールのサイズをあらわしています。
以下は「SHIMANO(シマノ)」の番手の一覧表になります。
【スピニングリール】 スプールの番手 | |
番手 (糸巻き量) | ボディサイズ (パワー) |
500 | 極小 |
1000 | 小 |
C2000 | |
C2500 | 汎用 小 |
2500 | |
C3000 | |
3000 | 汎用 中 |
4000 | |
C5000 | |
5000 | 中 |
6000 | |
8000 | 大 |
10000 | |
14000 | |
18000 | 特大 |
20000 | |
30000 |
基本的にルアー釣りを始めたばかりの方でしたら2500番〜3000番の間で選んでいただければまず問題なくルアー釣りを楽しめるかと思います。
アルファベット①(ボディのサイズ)
リールの番手を確認すると4桁の数字の前に「C」という表記がある場合があります。
これは「Compact(コンパクト)」という意味で詳しく解説すると
糸を巻くスプールのサイズはそのままでボディのサイズが1つ前のボディサイズになるということをあらわしています。
例:C 3000番のリールを例にすると以下のようになります
スプールサイズは糸が巻かれる部分の大きさを表しています。
「C」がついていれば通常のボディよりも1つ小さいサイズのボディが使われたリールになるので、糸巻き量は変わらず、リール自体の重さは軽減されてより疲れにくく釣りが楽しめます。
アルファベット②(スプールタイプ)
スピニングリールには2種類のスプールのタイプがあります。
糸巻き量の少ない「シャロースプールタイプ」と糸巻き量の多い「ノーマルタイプ」です。
シャロースプールタイプ
こちらはスプールという糸を巻く場所が浅く設計されているタイプのリールになります。
メリットとデメリットは以下の通りになります。
ルアー釣りの際に使用する機会の多い、PEラインは通常100m~300mほどの長さでしか販売していないことが多いです。
※基本的なノーマルタイプのリールの場合、糸(PEライン)の細さが細すぎるとPEラインだけでは糸巻き量が足りないことがあり、そういった時は別の糸を下巻きしてかさ増しをします。
そのような場面でもシャロースプールの場合、必要最低限のPEラインのみで足りるのでかさ増しをする必要がありません。
逆にデメリットとしては、必要最低限の糸しか巻いていないのでライントラブルなどで糸を途中から切った場合、再度全ての糸を巻き直しする必要が出てきます。
また、リールのサイズによっては巻くことのできない糸の太さも存在します。
ノーマルタイプ
次に、ノーマルタイプのリールを解説していきます。
こちらは先ほど紹介したシャロースプールと比べるとスプールの溝が深く設計されています。
先ほどの、シャロースプールと比べると太い糸でも問題なく巻くことができます。
また、大物の魚がかかり大量に糸を引っ張り出される場合も、元々のPEライン+下巻きした糸があるので余裕を持って魚とファイトが可能です。
同じくライントラブルで数十m分のPEラインを切ったとしても、再度巻き直しが必要がありません。
基本的に、PEラインだけでは糸巻き量がスカスカで足りないのでプラスして別の糸を下巻きする必要が出てきます。
※また「SHIMANO(シマノ)」では上記以外に「M(ミディアムディープスプールタイプ)」という中間のサイズも存在します。
(ノーマルタイプ > ミディアムディープスプールタイプ > シャロースプールタイプ)
アルファベット③(ギア比)
続いてリールのボディの中に搭載されているギア比について解説していきます。
リールにはハンドルを回すとその動きに連動して回転するギアがボディの中に搭載されています。
ギア比とはハンドル1回転あたりにローターが何回転するかというギアとローターの回転比を表したものです。
いくつか種類があるので表にまとめてみました。
表記 | 読み方 | ギア比 |
PG | パワーギア | 5未満 |
ノーマル(表記なし) | ー | 5.0~5.7 |
HG | ハイギア | 5.8~6.1 |
XG | エクストラハイギア | 6.2以上 |
一覧表の上から下にいくにつれてギア比は上がっていきます。
一番上のPG(パワーギア)はハンドル1回転での回転数は少ないですが巻き取る力は強く。
反対にXG(エクストラハイギア)はハンドル1回転あたりの回転数は多いが巻き取る力は落ちていきます。
大きくハイギア(XG、HG)とローギア(ノーマル・PG)に分けて考えた時に、
初心者向けだと以下の理由でハイギア(XG、HG)をオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はスピニングリールの説明と選ぶ際に押さえておくと良いポイントをご紹介いたしました。
- リールの番手
数種類のサイズがあり初心者には2500番〜3000番がオススメ。 - ボディのサイズ
通常とは別に「Compact(コンパクト)」サイズがある。 - 糸巻き量(スプールタイプ)
糸巻き量の少ない(シャロースプールタイプ)と多い(ノーマルタイプ)の大きく2種類がある - ギア比
4種類のギアが存在する。初心者にはハイギアがオススメ
初めは聞きなれない言葉も多く何が何だか…という状態かと思うのですが
基本的には今回ご紹介した部分を意識して確認していただければ大きく外れたものを買ってしまう事はまず防げるかと思います。
これからも釣りを始める方にとって参考になれるような情報を発信していきますので覗きにきていただけると励みになります♪
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